新規開拓リストアップのコツ【事例:人材紹介サービス業】2つの重要ポイント

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リスト作成は地味な作業ではございますがテレアポの肝といっても過言ではございません。

【事例】人材紹介業サービスの新規獲得の場合

下記の2つのポイントを押さえているリストと、そうではないリストでは 結果に 大きな差がありましたのでリストアップの際は この2点をおさえましょう。

①業種・職種を絞る

1分30秒という短い新規営業電話でシンプルに要件を伝えなければなりません。

出来るだけ要件を簡潔にまとめ、ターゲットに承認をいただき、アポイントを取る為に1コール 1テーマで トーク進めていくのがポイントです。

シンプルな要件で、繰り返し、繰り返し  1コール 1テーマで電話トークを行うことで、トークの精度、スキルを磨いていくことができます。人材紹介サービス業の場合、リストの中に いろんな業種、職種が 混在しているとその都度、トークの内容を変更して 架電をしてしまうので、アプローチ数が確保できず、またトークのテクニックがなかなか確立ができない場合があります。

まずは、業種・職種を絞って リスト作成をしましょう。

②企業規模を絞る

企業規模というのは 資本金、 従業員、 上場区分などをさしていますがお金をかけてでも採用したい企業は どの企業群かということです。

ハローワークなどに求人を掲載し、出来るだけお金をかけずに採用を行っているところに対していくらアプローチをしても、なかなか良い結果を 得ることはできません。

お金を出してでも人材を 採用したいと考えているところに、いかにアプローチをしていくかがポイントになります。

業種によって、人材紹介が 入り込みやすい 企業規模というのは異なっています。そこで、人材紹介 営業担当が 狙っている業種でどの規模の企業群が、人材紹介がハマるのかという 調査が必要になります。

例えば、おなじ業種で100件~300件づつ、資本金や 従業員数の企業規模が 異なるリスト作成を 行い、架電を進めて、一番ニーズがある企業群を見つけ出していく。この段取りですすめている新規開拓プロジェクトはテレアポでよい実績を出すことが出来ています。

①業種・職種を絞る

②企業規模を絞る

この2つのポイントは実績に基づいた重要なポイントになります。

人材紹介サービス業の新規開拓リストアップは、この2つのポイントを押さえてリスト整備を行いましょう。


Writer | 牟田 昌弘(むた まさひろ)

神奈川大学経営学部卒業後、どうゆう訳か演劇の世界へ。13年間、舞台役者の経験を経て、人材業界へ転身。現在は演劇の世界で養った「調べて、書いて、発表する」のスキルを活かして、営業プロデュース事業にて、様々な業界業種のお客様の新規開拓営業支援を行っている。